◇うなぎたかだの歴史◇
いつから創業していたのか定かではありませんが東京都新宿区新田裏(現在の新宿6丁目 日清食品東京本社近辺 )に”あけぼの”という屋号の鰻の調理加工卸専門店が在ったそうです。その店で当店の創業者である父 高田勇はウナギ職人として働いていたそうです。1960年にその店を閉店する際に鰻を焼く備長炭の焼台や鰻のタレを店主から受け継ぎ同年(昭和35年)東京都新宿区余丁町120(抜弁天交差点付近 塚本ビルの前辺り)で”うなぎたかだ”を開業しました。開店して間もなく幸いにも”あけぼの”で取引をしていた官公署団体食堂向けや劇場(歌舞伎座・明治座)のお弁当用の蒲焼きの大口納入業務まで受け継ぐことが出来たため両親は寝る間を惜しんでひたすら蒲焼きを作り続けました。その努力が功を奏して現在の店舗(新宿区原町3丁目9)を1965年(昭和40年)に購入できたそうです。(同年 余丁町から移転。でも1年位は2店舗並行営業だったらしいです。)新天地では近隣の税務大学校(国税庁の研修所 平成10年7月埼玉県和光市へ移転)やフジテレビ(平成9年3月港区お台場へ移転)など主たる顧客として商いをさせて頂いておりました。現在では東京女子医科大学や大学病院そして国立国際医療研究センターの医師、スタッフ、医学生、研究者、通院患者、医療関連業者(製薬メーカー、医療機器メーカー等)そして大切な”うなぎたかだ”ファンの皆様に支えられて現在に至っております。なお創業者である父 高田勇は平成17年12月、
母 高田てる子は平成24年2月に病気のため残念ながら他界しております。
(うなぎたかだ 店主 高田伸一)
4人席のテーブルが3卓の実質10名程度で満席(1卓4人だとかなり窮屈です)となる、年季の入ったこじんまりとした店舗で店主夫婦の2名体制で営業しております。(詳細はお電話にてお問い合わせ願います。)